介護福祉士について解説します。

介護福祉士

介護福祉士の資格を得るためには国家試験を受験して合格しなければなりません。受験資格は、福祉系高等学校卒業(見込み含む)しているか、実務経験で3年以上の者となっています。試験は筆記と実技があり、筆記試験が合格してから実技試験となります。合格率は50%と、やや難関です。

 

試験科目は13科目。実技試験では介護に関する専門技能が問われます。場合によっては実技試験が免除となることもあります。

 

介護福祉士は、介護の中では唯一の国家資格であり、1987年制定の『社会福祉士及び介護福祉士法』によって定められました。介護福祉士は介護の必要なお年寄りや障害者の生活全般にわたって介護を行い、また介護者に対する指導もしていきます。

介護福祉士国家試験とは

介護福祉士国家試験とは『社会福祉士及び介護福祉士法』によって定められた、介護の中でも唯一の国家資格を得るための試験である。合格率は50%程度だ。

 

試験は筆記試験と実技試験にわかれる。筆記試験は毎年1月下旬頃実施されている。試験内容は社会福祉概論、老人福祉論、社会福祉援助技術等、合計12科目群からの構成だ。五肢択一のマークシート方式で出題数は120問。ただ、科目によっては一問一答問題がある。

 

試験に合格するためには問題の総得点の60%程度を基準とされており、12科目群すべてにおいて得点がないといけないらしい。つまり、苦手なところがまったくできなかった、というのはいけないのだ。何事もまんべんなくできているのが望ましいといったところか。

 

介護福祉士の筆記試験が合格したら、次は実技試験だ。実技試験は3月上旬頃実施され、介護に関する専門技能の中から一課題として出題される。これも合格基準は総得点の60%程度とされている。

介護福祉士の実技試験

介護福祉士とは、「身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者に付き、入浴・排泄・食事その他の介護を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする者」のことをいいます。

 

介護福祉士国家試験には、筆記試験と実技試験があり、筆記試験に合格した者のみが実技試験を受けられます。

 

実技試験では、問題の設定に従って、試験官の前で実際にモデルに対して介助の動作を行います。モデルに対して安全・安楽を脅かすような行動をとった場合、試験中止になるので注意しましょう。

 

実技試験は免除される場合があります。それには介護技術講習を修了していることと、国家試験の受験申込時に所定の欄に“実技試験「免除希望」”の記入をすることが必要となります。

 

実技試験の免除は、介護技術講習修了後に行われる介護福祉士国家試験3回分について免除されます。つまり3回の試験のうち、どれかで筆記試験に合格すれば、介護福祉士の資格を取得できます。

介護福祉士の実技試験免除

介護福祉士の国家試験において、実技試験を免除するためには、介護技術講習を受講し修了する必要があります。介護福祉士の介護技術講習は、厚生労働大臣に介護技術講習の実施を届け出た介護福祉士養成施設にて実施されます。

 

介護福祉士試験の受験申込時に介護技術講習を修了している場合は、「介護技術講習修了証明書」を受験申込書類に添付することが必要です。

 

介護福祉士試験の受験申込時に介護技術講習を修了していない場合は、「介護技術講習受講決定通知書」を添付し「講習修了見込み」とします。介護技術講習修了後に交付される「介護技術講習修了証明書」を「筆記試験実施日以降最初に到達する金曜日」までに提出しなければなりません。

 

この期限までに提出できない場合は、筆記試験に合格しても介護福祉士の資格は取得できないので注意が必要です。

 

介護技術講習「修了見込み」で、実技試験免除希望で申し込んでいて、講習を修了できなかった(受講しなかったも含む)場合は、「実技試験免除申請取下書」を期限までに試験センターに提出することで撤回でき、そこで筆記試験の合格者は実技試験の受験が可能となります。

 

なお、受験申込み時に実技試験免除希望をしておらず、申込み後に介護技術講習を受講・修了しても、実技試験は免除できません。

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